ルーベンス・バリチェロのロレックス デイトナ カスタムウォッチ

バリチェロ氏は、レーシングウォッチのロレックス デイトナのファンでもあるため、スイスの有名な時計改造ブランド「Artisans de Genève」と提携してロレックス コスモグラフ デイトナの時計をカスタマイズすることに決め、その結果生まれたのが「La Barrichello」です。この時計は大幅に改良され、スケルトンムーブメント搭載しており、特に目を引くものとなっています。

昨年、Artisans de Genève が Juan-Pablo Montoya に同様のカスタマイズ サービスを提供したことは特筆に値します

Cal.4130のリファクタリング

ケースと文字盤の変遷と比較して、さらに注目すべきは、ロレックス Cal.4130 クロノグラフ ムーブメントの再構築です。 Artisans de Genèveによれば、職人たちはCal.4130ムーブメント分解し、特定部品を一つ一つ手作業でくり抜き、面取りしたという。

アルティザン・ド・ジュネーブは、Ref.116520スティールベゼルを自社製のブラックセラミックベゼルに交換しました。これは、同じくセラミックベゼルを搭載したRef.116500LN彷彿とさせますが、「ラ・バリチェロ」の速度目盛りは、オリジナルの「400」から「500」に増加されています。ケース全体はマットなブラッシュ仕上げで、ブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されたオリジナルのデイトナ ケースとは対照的です。さらに、「La Barrichello」リューズとボタンにもブラックADLCコーティングが施されています。

ミニマリストダイヤル

文字盤は完全にくり抜かれており、スモールセコンドサークル、ミニッツトラックサークル、クロノグラフサークルのみが残っています。

注目すべきは、アルティザン・ド・ジュネーブが 12 時間クロノグラフ サークルを拡大し、文字盤非対称にしてアンティーク クロノグラフを彷彿とさせるデザインにしたことです。

文字盤が消えたため、ロレックスのブランドロゴと「オイスター パーペチュアル コスモグラフ」の文字はサファイアクリスタルミラー下にのみ印刷されています。

モントーヤとバリチェロはF1スポーツで活躍する同世代であり、両ドライバーのカスタムスケルトンウォッチは非常に斬新です。

「ラ・バリチェロ」の原型は2000年に発売されたデイトナRef.116520で、現在は2016年に発売されたRef.116500LN（セラミックベゼル搭載）に置き換えられています。バリチェロ氏はデイトナ、F1にインスピレーションを得た時計によくあるスタイルである「機械式」に見せたいと考えていた。 「ラ バリチェロ」はスケルトン化されており、文字盤側からスケルトン化されたベースプレートを鑑賞することができ、主ゼンマイとクロノグラフホイールの秘密が明らかになります。